実験課題:機器説明と直流回路(全1回)
実験課題「機器説明と直流回路」の実験手順について書かれています。
次に、図1に示す回路をブレッドボード上に作成せよ。
直流電圧計と直流電流計はデジタルマルチメータ
2台をそれぞれ電圧測定モード、電流測定モードにして接続する。デジタル
マルチメータは、電圧測定モードと電流測定モードで回路への接続方法が異
なることに注意する。
電源装置から供給する電圧は0〜10V 程度、電流の最大値は20mA程度までとする。
選択した1本の抵抗について電源電圧をおよそ 1V きざみで変化させ、 その電圧と電流を測定した結果を表にまとめ、グラフ化せよ。 表の列は、抵抗のカラーコード、コードの読み、抵抗モードでの測定値、電 圧、電流、算出した抵抗値とし、それぞれ単位の必要なものには単位を表記 すること。また、測定した回路はレポートに必ず図示すること(以後の実験も同様)。 なお、グラフは測定点とその直線近似を表示し、近似直線の式とその導出過 程も示すこと。
(注意:測定時、1点測定するごとにグラフに測定結果をプロットしなが ら行うこと。測定の誤りや、グラフ化したときに間隔が広がらず狭過ぎず測 定することができる。また、電源電圧の値はちょうど1Vきざみにする必要はない。 有効数字に気を付けて記録すること。)
使用した抵抗の値(カラーコードから読みとった値および測定値)、交流電流 計、および交流電圧計の値とオシロスコープの波形を記録し、実行値と瞬時値 の違いが理論通りであるかどうかを確認せよ(確認結果をレポートに記述する こと)。